リーダーシップの開発

“リーダーシップ”は、現在大きな岐路に直面しています。
教育や価値観など社会文化環境が大きく変動する中、企業組織は、「指示命令型」から「支援型」のリーダーシップへの変革を進めてきました。
とはいえ、その変革はうまく進んでいるとはいえません。
ソフィアコンサルティングは、組織学習によるリーダーシップ開発プログラムを活用し、その困難を大胆に打開する構想を提案いたします。

戸惑うリーダーたち

支援型リーダーシップへの転換を進めるため、近年多くの企業がビジネスコーチング技法を導入しました。
しかし、その後の状況は決して望ましいものとは言えません。多くの組織が、コーチング導入後に、「部下を叱れない上司」が増加する等組織規律の乱れに直面しています。
もともと、ビジネスコーチングの技法を全てのマネージャーが習得しうまく活用するという構想は、少々楽観が過ぎたのです。

リーダーシップ衰退の根本要因

リーダーシップの不足を、単にマネージャーの指導スキルの問題に還元するのは、正確な現実認識とはいえません。
私達は、リーダーシップが有効に機能しない状況にこそ目を向けるべきなのです。
問題状況に対して組織としての取り組みをなおざりにしたままマネージャーにだけ責任を押し付けては、彼らを組織の中で孤立させるだけです。
むしろ必要なのは、リーダーシップ開発を組織学習として進めていくことです。
それは取りも直さず、個々のマネージャーと組織とが、共に学習していくことに他なりません。

求められるメンターシップ

リーダーシップが機能しない要因は、組織の中の人と人との絆（※人格的関係性）が薄れているところにあります。
人格的関係性を回復させる鍵は、メンターシップ（※キャリアや能力的な「未熟者」を支援しようとするスタンス、土壌）の豊富化にあります。
メンターシップを豊富化していく中で、リーダーシップが有効に機能する組織状況を再生することが必要なのです。

多様な組織学習プログラム

組織の活力が低下している要因は、企業により様々です。
ソフィアコンサルティングでは、メンタリングやアクションラーニングをはじめ、多様な手法を柔軟に活用した学習プログラムにより、組織再生と人材力強化とを同時に実現するご支援を進めます。