定期レポート2013年8月
ソフィア・アイ :グローバル競争にどう立ち向かうか
安倍政権のインフレ政策によって景気が回復軌道に向かうと共に、わが国には新たな
グローバル化の波が押し寄せようとしています。
というのも、業績の回復には業界によって不均衡があり、回復が遅れている分野では
外資系企業(グローバル企業)の新たな参入が目立ってきているからです。
ここ20年のわが国企業の歩みは、そうしたグローバル化の波に懸命に対応しようとする
歴史でもありました。会計基準、人事制度、企業統治機構、品質管理等、経営のあらゆる
領域でグローバルな(=欧米の)ルールや仕組みの浸透が進んできたからです。
日本企業は、これに必死で対処をつづけてきました。
しかしながら、その結果、日本企業の競争力は決して高まったとはいえません。
そのもそのはず、諸外国の仕組みを取り入れることには多くの労力が払われたものの
本来日本の組織や産業が持っていた“強み”、長年継承してきたビジネスや経営の
やり方を、グローバル化の流れに適応させようとすることには、さほど力は注がれて
来なかったからです。
景気が回復に向かっている今こそ、この点を今一度しっかりと見つめなおし、グローバル
競争の中での自社ビジネスの優位性を確立していきたいところです。
競争優位を確立するために、受け身ではなく、積極的に自らの価値を打ち出すスタンスが
重要になっています。
そうした流れを踏まえ、このたび弊社では、ビジネスパートナーであるビジネスブレイン
太田昭和社、EPコンサルティングサービス社と共同で、来る8月29日(木、)『戦略
人事カンファレンス2013/グローバル競争に打ち勝つ人材マネジメント』を企画いたし
ました。
参加費は無料、場所は東京日比谷(内幸町)で、地方からのご出席には大変アクセスの
よいところです。
今回のカンファレンスは、グローバル競争に立ち向かう日本企業が、日本企業本来の
価値と優位性を踏まえて、人材価値向上や組織人材マネジメントをどう組み立てて
いけばよいか、その政策と具体策を大胆にご提言するものです。
当日は、人材育成戦略、人事諸制度のみならず、近年問題の多い労務管理分野のノウハウ
についてもご提供いたします。
ぜひ、ご出席ください。
※配信登録をしていただくと最新レポートを電子メールでお届けいたします。
※ご入力いただく情報は、SSL暗号化通信により保護されます。
※「個人情報」は、弊社「プライバシーポリシー」に基づいて適切に保持」いたします。